細川たかし流 みず菜のサラダ
女を殴るということへのあこがれが絶えない。
「抱くか、殴るか選ばせてあげる」と言われたらば「殴らせて下さい、できたら外で」
と応える僕だろう。
撮影をして、中々楽しかったので、また自分のことが嫌いになったのだけれど、踵の上の部分を何回も固いところに打ちつけるようなことをしたので踵の上の部分青く硬くなっているような印象で、少し痛い。
演劇の先輩から、寄席を見に行くお誘いがあった。
うーん。人に急に誘われた時の腰の重さ。
寄席は好きだし、その先輩とも仲良くしておいたほうがよいのだろうけれど、どうしても腰が上がらない。
はっきり言って嫌で嫌で仕様がない。
その先輩、優しくて好きなのやけれどなあ。
性分ですね、これは。
ああ、僕、売れへんねやろうなあ。
バイトをせねばならない。
金がない。
おんなの誕生日に見得を張って金を使ってしまった。
嬉しそうにしていたけれど、どうなのか、本心は知らない。
その後はセックスをしたけれど、上手くいかなかった。
僕は不具である。
セックスについては外注をしたい。
セックスはしたいけれど、しかたあるまい。
ここまで短小では。
人生に上がり目が見えないなあ。