小沢一郎と湯浅卓は親友
今日はばっくれたアルバイト先に復帰することをした。
某上皇のとりなしである。
劇団のことが忙しくてアルバイトを辞めることになったけれど、劇団は何の保証もしてくれなかった。あたりまえである。
生活に不安のない人間について行くのは厳しいことである。
しかし彼は仕事を呉れるとのたまったのだ。信じるのではなかった。彼の言葉と、自分の能力を。
自分で稼ぐ手を考えなければならない。一つ考え付いているので、企画書を書こうと思う。
どうせ能力が低いので碌な事にはならないだろうが。
恋人に自分の部屋の合鍵を渡したのだが、一向に彼女が僕の部屋に来る気配は無い。
恋人が合鍵が欲しいと言ったのに。
悲しい。
冷められてしまったのか。
こちらも対応策を考えないといけない。
結婚などしたい相手なのに。
世間は無神経なことばかりなように思う。
朝のワイドショーを眺めていて、義憤然としたものを感じたが、まあおそらく独りよがりなもんなんやろう。
老人に席を譲りたかったが、僕も立っていた今日だった。
僕が死んだら、煩雑な手続きと、親が肩代わりできる程度の負債が残るのだろう。
本を読めていない。演劇を見る気ならない。寄席と映画館に行きたい。
バスを待っていると、無力感にさいなまれて涙が出そうになる。